ある日、ネスティさんがいつものように職場から帰ってくると、いつものようにマグナとトリは眠りこけていました。
いつものようにネスティさんが複雑な心境で軽いため息をつくと、いつものようでない声が聞こえました。
自分の名前を呼ぶその声の主は、マグナの傍でネスティさんを見上げていました。
手に持った油性ペンで、傍らのクマをらくがきまみれの体に染め上げながら。
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